福助株式会社の技術協力による実践的授業の実施
2016年、多摩美術大学生産デザイン学科テキスタイルデザイン専攻2年生STUDIO2の授業に、福助株式会社(以下:福助)の技術協力により各学生が様々な創作活動を展開しました。
テーマの「座礼立礼/足元から考える着衣」では、椅子と床の関係の中で足袋と服を表現する課題に取り組みました。授業では、“福助足袋”の歴史やものづくりのこだわりや、製造工程などの紹介がありました。学生は福助が独自に生産している足袋生地を用いてテキスタイルデザインと染色加工を行い、福助の工場で作られた足袋でスタイリングを試みました。
【授業の流れ】
・11月23日オリエンテーション
“福助足袋”の歴史や市場に対する視座、生産方法やその管理など様々な内容の紹介がありました。
・11月28日 サンプル製作開始
・12月2日 本番生地の染色
足袋生地にテキスタイルデザインと染色加工を行いました。
・1月12日 講評会
福助のデザイナー、本学教員による合同講評会が行われ有意義な会となりました。
福助株式会社のwebサイトでも昨年の授業について紹介されています。合わせてご覧ください。