TX 皆川明客員教授が展覧会「つぐ minä perhonen」を開催

テキスタイルデザイン専攻の皆川明客員教授が、展覧会「つぐ minä perhonen」を開催いています。
ぜひご高覧ください。

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会期:2025年11月22日(土)―2026年2月1日(日)
会場:世田谷美術館1、2階展示室
開館時間:午前10時~午後6時(入場は午後5時30分まで)
休館日:毎週月曜日、年末年始 [2025年12月29日(月)-2026年1月3日(土)]
ただし、2025年11月24日(月・振休)、2026年1月12日(月・祝)は開館、2025年11月25日(火)、2026年1月13日(火)は休館

主催:世田谷美術館(公益財団法人せたがや文化財団)、朝日新聞社
後援:世田谷区、世田谷区教育委員会、J-WAVE
展覧会のご案内:050-5541-8600(ハローダイヤル)
ウェブサイト:https://tsugu.exhibit.jp/
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展覧会について

それぞれの人にとっての「特別な日常服」を30年間にわたって紡ぎだしてきたミナ ペルホネン。
皆川 明の「せめて100年つづくブランド」という想いには、一着の服をながく愛してほしいという願いがかさなりあいます。
ミナ ペルホネンの服は、たゆまぬ手のはたらきを源泉にし、経験の時を湛えた職人たちとの丹念な対話の深みからうまれます。
それはデザイン、素材、染、織、刺繍、縫製、手ざわりが溶けあった姿です。
そして、私たちは言語を越えた共感をともないながら、そのゆたかさをふくんだミナ ペルホネンをまといます。
いま、私たちは暮らしのなかで、地球のことや平和のことに向きあいながら生きています。
こつこつと積みあげ、はぐくんできた暮らしをたいせつにしようとする意識は、「私」をたいせつにすることそのものです。
ミナ ペルホネンがひたむきに耕してきたものは、たいせつにつくり、たいせつにそだてるという、
人の知恵のひとつのありようを示し、それを体現する運動体のようにみえます。

「TSUGU」=つぐ。このみじかい言葉から、あなたは何を思われますか?
「私」という意識と、ミナ ペルホネンがつくりだす世界。たくさんの「TSUGU」をさがしてください。

グラフィックデザイン:葛西薫+SunAd
会場構成:阿部真理子

1-4 上から時計回りに:“surplus” 2003-04a/w, “one day” 2018-19a/w, “pot-au-feu” 2015-16a/w, “tarte” 2007-08a/w, 5 “swing camellia” 2022-23a/w 原画, 6 “sea sky” 2025-26a/w, 7 “alive” 2011-12a/w 原画, 8 “swing camellia” 2022-23a/w, 9 “kivi” 2025-26a/w, 10 刺繍工場での補修作業 手元風景, 11 “forest parade” 2005s/s 原画と刺繍パーツ,
Photo: Keita Goto(W), Yayoi Arimoto, Hua Wang, Shinichi Yamasaki, sono (mame)