TX卒業生5名 がグループ展「舟の上で」を開催

多摩美術大学テキスタイルデザイン専攻卒業のイへリムさん、小野坂葉子さん、河﨑日菜子さん、鶴見朋世さん、松田光二さんが八王子市で開催される「八王子芸術祭2025」に参加し、グループ展「舟の上で」を開催します。ぜひご高覧ください。

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「舟の上で」(八王子芸術祭2025 マチイロプロジェクト)

イ・へリム、小野坂葉子、河﨑日菜子、鶴見朋世、松田光二

・会期:2025年11月8日(土)~12月7日(日)
・開場日:会期中の金土日祝
・時間:10:00~17:00
・会場:空間堂シェアアトリエ(東京都八王子市中野上町1-26-3 空間堂)
・アクセス:JR八王子駅北口7番バス乗り場より乗車、「中野上町郵便局(高尾ポテト前)」下車徒歩3分
・料金:入場無料
・主催:空間堂シェアアトリエ
・問い合わせ:(公財)八王子市学園都市文化ふれあい財団042-621-3005(9:00~17:00)
https://hachioji-arts-journey.com

本展の会場である空間堂シェアアトリエはかつて、絹織物会社として多くの人が織物の仕事に従事する場でした。一度幕を閉じたその建物に、時を経て再び作家が集い、作品制作の場へとなりました。

舟の形をした織道具のシャトルになぞらえ、このシェアアトリエを一つの「舟」と捉えています。その「舟」に乗り合わせた5人の作家が、制作の拠点とするこの土地の歴史や自然、空間、拾い集めたものたちに目を向けて応答した作品を展示します。

いつの時代にも人の手によって普遍的に続けられてきた「つくる」行為を通して、場との関わり方を見つめる機会となれば幸いです。

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八王子芸術祭2025

経(たて)の記憶に、
経緯の風をとおす。
織物とともに歩んできたまち、
八王子。
経糸(たていと)は、
この土地に息づく歴史の鼓動。
緯糸(よこいと)は、
今を担う人びとの風のような想い。
ふたつの糸の出会いが、新たな旅路を織りなす。
「経(たて)の記憶に、緯(よこ)の風をとおす」をテーマに、
織物の歴史と現在の地域の潜在力とを掛けあわせ、未来を見据えます。

土地に染み込む、ものづくりの機械音や職人たちの手のリズム、
そのうえにアートやデザインの旋律が流れるとき。
時代が織り重なり、伝統が未来に巡りあうとき。
そこにどのような物語がうまれるのでしょうか。
あなたの想いも、ひとつの糸となります。
経(たて)の記憶に、緯(よこ)の風をとおす。八王子から世界へ。
未来の物語を紡ぐ旅のはじまりです。

会期 :2025年11月8日(土)- 2025年12月7日(日)
会場 :中野・大和田・小宮・石川及び周辺の複数の会場
入場料:無料(一部有料プログラムあり)