TX修了 鬼原美希さんが「Art in the office2025」にて受賞

多摩美術大学テキスタイルデザイン専攻修了の鬼原美希さんが、「Art in the office2025」にて受賞しました。是非メイキング動画をご高覧ください。

完成報告
https://www.monexgroup.jp/jp/sustainability/art_in_the_office/2025.html

ワークショップ記事
https://www.a-i-t.net/blog/p24097/

メイキング動画
https://youtu.be/9TbtNdDREhI?si=6o0DjFkIidlADGSn


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「ART IN THE OFFICE」は、現代アートが未開拓の表現を追求し、社会の様々な問題を提起する姿勢に共感し、当社を通じて現代アートの新進アーティストを支援する場づくりをしたいとの想いから、2008年より当社が社会貢献活動及び社員啓発活動の一環として継続して実施しているプログラムです。

2025年度は、86の応募作品案の中から、鬼原美希氏の「福来旗(フライキ)」が受賞作品として選出されました。鬼原氏は、東北地方で福来旗(フライキ)と呼ばれる大漁旗にインスピレーションを得た手織りの作品を提案。作品展示場所であるプレスルームを船のデッキに見立て、オフィスを行き交う人々の成功を祈るタペストリーを、滞在制作中にライブで織り上げました。

作品の素材には、様々なストーリーを持つ、廃棄された大漁旗や魚網等が使用されました。作品が放つ圧倒的な存在感、また世界中を旅し手仕事を積み重ねてきたアーティストの一貫した創作スタイルと感性が高く評価されました。

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鬼原さんからコメントをいただきました。

「大漁旗からインスピレーションを得て、滞在制作&展示会場の湾曲壁面自体を織機化し、6日間のライブ制作にて1から織り上げた作品です。
緯糸には全国の漁港や自治体、個人から譲って頂いた大漁旗や漁網、テントや傘などの廃材を織り込んでいます。
最終日にはワークショップを開き、会場となるマネックスグループ社員の皆様と一緒に作品の最後のブロックを織り、完成となりました。」

《福来旗(フライキ)》