横井 菜穂 DISTANCE 機械・自動化が進む現代において、私は自らの身体を使う機会が減ってきていると感じる。互いの目を見て言葉を交わさずとも、ネットを介してコミュニケーションをとること日常化し、自らの足で歩いたり、手作業でモノを作る機会も減りつつある。便利になる一方、こうした社会の発展は、私自身と肉体との関係をより希薄なものにしていくのではないかと考えた。そんな現代社会への危惧から身体を動きをイメージした立体を制作した。