卒業制作優秀作品

花岡 和羽

Understandings

間接的な情報の盲信は、真の「理解」から遠く偏見の土壌を生む。過去の強権的な指導者の狂気的な差別主義、現代の匿名のフェイクニュースのように。私は、文字通り向き合うことで、それまでの偏った視点からは想像すらできない個人の姿・価値観を深く理解する経験があった。当事者の思いや行動の理由を直接聞くことに意味があり、向き合うことが真の「理解」の近道になると考える。実体験を元に、「偏見」の要素とそれを越えて存在する「理解物」を描き、7つのテキスタイルに発展させた。多様な素材と美しく鮮やかな色彩が、型にはまることのない豊かな理解の世界を表している。