卒業制作優秀作品

鶴見 朋世

somewhere between us

私たちは、あらゆる媒体の情報を “見ること” で理解した と思い込んでいる。しかし、“見るという行為” と “見えているもの” は同じだろうか。その間には生きてきた時間と 共に構築されたフィルターがあり、それは個人にとって大切なものである。フィルター越しに情報を見ている私たちは、同じものを見ていても異なる景色を見つめながら日々を過ごしている。それでもなお、共鳴することを求め他者との対話を切望しているのだ。