小堀 きょう surface デジタルアバターにおける衣服はポリゴン及びピクセルによる装いであり、実体を持たぬ表面として存在します。 しかし、仮想のワールドが人々の自己表現の場所として確立されつつある今、それは確かにファッションの在り方のひとつであると私は考えます。 現代における自己表現の可能性と自由に、衣服とデジタルという2つの側面からアプローチする試みとして、アバターファッションを実体として落とし込む形で製作を行いました。 ポリエステルの均一なテキスタイルに、転写プリントを用いて視覚的な質感を与えています。